昨年のセレクトセール2021で総合計額23億6700万円にのぼる取引をおこない注目された株式会社サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏が、今年の競売にも参加。昨年同様、18頭を落札し、総合計額は22億2600万円となった。
落札最高額となったのは1歳セールの
ダイワメジャー産駒コーステッドの2021。今年の
共同通信杯(GIII)覇者
ダノンベルーガの半妹にあたる良血馬を2億1000万円で購買した。当歳セールでは米G3覇者を母に持つ
マニーズオンシャーロットの2022(父
ロードカナロア)を1億6000万円で落札している。
以下、藤田晋氏の落札馬の一覧。
◆1日目・1歳セール(計11億4400万円)
サボールアトリウンフォの2021(牡) 9200万円
父
キズナ 母はチリの
年度代表馬を受賞
フォースタークルックの2021(牡) 2億円
父
ドゥラメンテ 母は2018年フラワーボウルS(米G1)覇者
スパニッシュクイーンの2021(牡) 1億7500万円
父ハーツクライ 母は2015年アメリカン
オークス(米G1)覇者
※父は1歳世代がラストクロップ
フォエヴァーダーリングの2021(牡) 9800万円
父
リアルスティール 母の叔父に2004年秋古馬三冠達成の
ゼンノロブロイコーステッドの2021(牝) 2億1000万円
父ダイワメジャー 半兄に今年の
共同通信杯(GIII)覇者
ダノンベルーガ マイミスリリーの2021(牝) 7200万円
父
ロードカナロア 母は2016年ガゼルS(米G2)覇者
マハーバーラタの2021(牝) 9400万円
父
エピファネイア 半兄は昨年の
大阪城S(L)を制した
ヒンドゥタイムズアルビアーノの2021(牡) 1億2500万円
父
キズナ 母は
JRA重賞を2勝、叔母に2019年の米ス
プリント女王
Covfefeチェリーコレクトの2021(牝) 7800万円
父
キズナ 半姉に昨年の
クイーン賞(JpnIII)覇者
ダイアナブライト、半兄に2019年アイビーS(L)覇者
ワーケア◆2日目・当歳セール(計10億8200万円)
レディイヴァンカの2022(牝) 1億2000万円
父
キズナ 母は2017年スピナウェイS(米G1)覇者
マニーズオンシャーロットの2022(牝) 1億6000万円
父
ロードカナロア 母は2017年モリーピッチャーS(米G3)覇者
スクールミストレスの2022(牝) 1億500万円
父
サトノダイヤモンド 母はアルゼンチンのG1を2勝
アットザシーサイドの2022(牡) 1億1000万円
父
エピファネイア 母は2016年の
桜花賞(GI)3着馬
アトミカオロの2022(牝) 1億1000万円
父
ドゥラメンテ 母は亜1000ギニー(G1)覇者
※父は昨夏に夭折、当歳世代がラストクロップ
ラーゴブルーの2022(牝) 1億3000万円
父
エピファネイア 母は2019年
マリーンC(JpnIII)覇者。同じ一族に
トゥザヴィクトリーなど
トレジャリングの2022(牡) 1億4500万円
父
アドマイヤマーズ 母はアメリカとアイルランドでG3を制覇
※父は当歳世代が初年度産駒
キャリコの2022(牡) 1億3000万円
父
モーリス 祖母は豪G1を4勝した名牝
モシーン、叔母に
JRA重賞3勝の
プリモシーンサンタフェチーフの2022(牝) 7200万円
父
フィエールマン 同じ一族に
サロミナ、
サリオス、
セリエンホルデ、
シュネルマイスターなど
※父は当歳世代が初年度産駒