前走
米子Sは2着だった
カイザーミノル(栗東・
北出成人厩舎)。次走は
中京記念(7月24日・小倉芝1800m)への出走を予定しており、今朝13日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで、
横山典弘騎手が騎乗。ジョッキーがかなり強く促して馬場入りする形だったが、走り始めればスムーズ。6F標識から5F標識の区間は15.1秒というラップだったが、それ以降は14秒を切るラップを踏んで、3コーナーから4コーナーへ入っていく。
最後の直線に向いたところで、しっかりと加速して、ゴール前もジョッキーが手綱を動かしてのフィニッシュ。ただ、脚色にはまだまだ余裕があって、最後の直線2Fが11.5秒、11.6秒でいいラップを踏んだなという感じ。
全体の時計は6F79.2〜5F64.1〜4F50.2〜3F36.3〜2F23.1〜1F11.6秒。昨年は8月の
朱鷺Sでリステッド競走を勝っており、この季節も合うはず。このCWでの追い切りを見るかぎり、コーナー4つのコース形状もパフォーマンスを落とす要因になるとは思えないだけに、重賞初制覇へ向けて、チャンス十分といったところではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)