16日、函館競馬場で行われた函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)は、序盤は中団後方に控えた鮫島克駿騎手騎乗の4番人気ブトンドール(牝2、栗東・池添学厩舎)が、4コーナーから外を勢い良く追い上げ、逃げ粘る3番人気クリダーム(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)をゴール前で差し切って、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒8(稍重)。

　さらにクビ差の3着に8番人気オマツリオトコ(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)が入った。なお、1番人気スプレモフレイバー(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)は8着、2番人気ミシェラドラータ(牡2、栗東・清水久詞厩舎)は11着に終わった。

　勝ったブトンドールは、父ビッグアーサー、母プリンセスロック、その父スウィフトカレントという血統。同舞台の新馬戦に続く無傷2連勝を飾った。ビッグアーサー産駒は重賞初勝利。

＜函館2歳Sダイジェスト＞

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