9日に函館競馬場で開催されたマリーンS(OP)で8着だったブラックアーメット(牡4、栗東・角田晃一厩舎)は、8月7日に札幌競馬場で行われるエルムS(3歳上・GIII・ダ1700m)へ向かう。

　ブラックアーメットは父ブラックタイド、母カチューシャ、母の父ケイムホーム。母は2014年スパーキングレディーC (JpnIII)で2着、同年のレディスプレリュード(JpnII)で3着などダート路線で活躍していた。

　2020年6月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1200m)でデビュー。2走目に中京ダート1200mの未勝利戦を勝ち上がり、以降はダートを主戦場としている。昨年1月に1勝クラスを勝利。8月の八女特別(2勝クラス)、11月の堺S (3勝クラス)を勝利しオープン入りを果たすと、今年2月の川崎記念でJpnI初挑戦。チュウワウィザード、カジノフォンテンなど強豪馬が揃うなか4着に好走した。通算成績は18戦4勝。