24日(日)小倉競馬場で行われる第70回
中京記念(GIII)に出走を予定している
ベレヌス(牡5、栗東・
杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の
杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
谷川岳ステークス2着について)
この馬はどちらかというと小回りのイメージがありまして、しばらく1600mを中心に使っていく中で、新潟ではありましたが、この条件を試してみたいということがあり、レースに行かせていただきました。外回りコースがどうかという点がありましたが、最後までしっかり走り切れたということで、非常に内容のある競馬でした。
(中間は)
レース後はノーザン
ファームしがらきに移動して、しっかり疲れを取って、次の競馬に向けていけるコンディションに戻してもらい、帰厩したという流れです。
(1週前追い切りは)
ある程度長めから流して行きましたが、ラスト1ハロンが10秒9ということでした。いつも動く馬ですが、さらにそれに磨きがかかってきたなという印象です。
(最終追い切りは)
先週しっかり負荷をかけて、小倉への輸送も考慮しました。また、昨夜降った雨も考慮して、終いだけという指示でしたが、(乗り役が)持った手綱を離しただけで、あの時計(上がり12秒0)でした。仕上がったなという感じです。
小回り2000mで良く勝っていますが、今回の1800mという距離は、今の
ベレヌスにとってベストに近いと考えています。(最近)1600mを使ってきたということもありますので、今の
ベレヌスがどのような競馬をしてくれるのか楽しみです。
(考えるレースは)
この馬はスタートが速いので、出していかなくても自然と自分の競馬になるのではないかと思います。何が何でも(ハナに)という感じではありません。行く馬がいれば番手でもいいと思っています。
オープンに上がって、少しずつですが着順も上げています。状態も成長を感じます。今の出来の良さで何とかタイトルを一つ取らせてあげたいという思いが強いです。皆さんの応援を味方に頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
(取材:檜川彰人)
ラジオNIKKEI