「
プラチナカップ・S3」(20日、浦和)
ティーズダンクが横綱相撲で重賞5勝目。単勝1・7倍の断トツ1番人気に応えた。7番人気の
ワールドリングが追い込んで1馬身半差の2着。転入初戦で9番人気の
フィールドセンスが3着に食い込んだ。なお、1着馬は「第33回
テレ玉杯オーバルスプリント」(9月21日・浦和)の優先出走権を獲得した。
格の違いを見せつける完勝だった。
ティーズダンクが危なげなく勝ち切り、悲願の交流重賞Vへ向けて雄叫びを上げた。
地元浦和の千四は、昨年暮れにS1の
ゴールドカップを勝った得意舞台。今回はほぼ再戦メンバーで“浦和の大将”としては負けられなかった。
スタートを決めて、道中は3番手。早めに仕掛けて4コーナーでは先頭に立ち、そのまま押し切った。「うまく3番手を取って、王道の競馬ができました。前回は中央馬を1頭負かせなかったので、今度は頑張ります」と
和田譲治は早くも次戦を意識。管理する
水野貴史師も「夏負けすることもなく順調に来ました。(交流重賞は)2回2着なので、今度こその気持ちです」と心は次のレースに向かっている。
その次走予定は、昨年2着と涙をのんだ
テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3。JRAの強豪を撃破し、Vゴールを駆け抜ける。
提供:デイリースポーツ