27日、新ひだか町の北海道市場で「セレクションセール2022(2日目)」が開催された。
サラブレッド1歳145頭(牡100、牝45)が上場され、131頭(牡91、牝40頭)が売却。90.3%の売却率で、25億5200万円(税込)を売り上げた。最高価格は上場番号204番
レーヌミノル2021(牡)の7260万円。
同馬は父
ブリックスアンドモルタル、母の
父ダイワメジャーという血統。新ひだか町のフジワラファームの生産馬で落札者は吉岡實オーナー。
母レーヌミノルは2017年の
桜花賞馬。通算成績は20戦3勝2着2回3着1回。
桜花賞ほか
小倉2歳Sに勝ち、
フィリーズレビュー2着、
京王杯2歳S2着、
阪神ジュベナイルフィリーズ3着という成績。現役引退後、生まれ故郷のフジワラファームで繁殖牝馬となり、本馬は
レーヌミノルが生んだ初の牡馬となる。
セレクションセール2022は、2日間で301頭が上場されて263頭(牡187、牝76頭)を売却。過去最高となる87.4%の売却率で、総売上は、過去最高だった昨年を13億2253万円上回る53億3830万円となった。