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クイーンS・G3」(31日、札幌)
連覇を目指す
テルツェットは函館Wへ。単走で5F67秒6-39秒7-13秒1と、1週前とほぼ同じ時計でゴールを駆け抜けた。
向正面での反応はやや鈍かったようだが、町田助手は「競馬を考えてロングスパート気味に。半マイルからペースを上げて、しまいは気を抜かさないように。全体的に動きは上がっていますよ」と、確かな良化を感じたようだ。
函館で行われた昨年の覇者。当時を「スクミはあった」と振り返るが、体質が強化したことで、今年はしっかりと調教を積んできた。「大外枠で出遅れてしまったけど、G1の前走(ヴィクトリアM13着)でも上がりは最速。馬は確実に成長していますからね。体調はいい。力はあるので、いい競馬をしてほしい」。進化した姿を披露し、札幌でもタイトルをつかんでみせる。
提供:デイリースポーツ