今年で14回を数える3歳限定のダート重賞。創設当初は人気決着が多く、第1回から8回連続で1・2番人気のいずれかが勝利していたが、第9回以降は様相が変わって波乱決着ばかりとなっている。
1.先行力は必須
過去10回で、4角1番手の馬は[2-4-1-3]で複勝率70.0%。また勝ち馬10頭中、7頭は4角3番手以内だった。小回り平坦コースなので後方に置かれると勝ち負けに加われないことが多い。
2.前走オープン組が中心
過去10回で、前走がオープン・重賞だった馬が8勝。1・2勝クラスを勝ち上がってきた馬とオープン・重賞で勝ち切れなかった馬が主にぶつかるレースだが、基本的に後者が優勢。
3.キャリア数に注目
過去10回で、キャリア5戦以下だった馬は[0-4-2-29]で複勝率17.1%、10戦以上の馬は[1-1-1-25]で複勝率10.7%なのに対し、6・7戦の馬は[6-2-4-33]で複勝率26.7%、8・9戦の馬は[3-3-3-31]で複勝率22.5%。特にキャリアが10戦を超えるような馬は苦戦か。
ギャラクシーナイトはこれまでダートで2戦2勝。芝もこなせないわけではないが、ダートにより高い適性を持つ。また、キャリア6戦全て4角3番手以内で回っているように先行力もある馬で、東京芝から新潟ダートに替わるのはプラスだろう。
プリンシパルS・14着からの一変に期待。