「
レパードS・G3」(7日、新潟)
好センスの持ち主
ヘラルドバローズは、デビューから6戦して全て3着以内という安定感が魅力。しかも好メンバーが集結した2月の
ヒヤシンスSで首差2着に好走と、ダート路線における世代上位の力は証明済みだ。
自己条件の前走は、圧倒的人気に応えて3馬身差の楽勝。ゴール前は完全に流していたように、強さが際立っていた。寺島師は「実績からもいい競馬をしてくれると思っていましたが、いい勝ち方でした。前走後はここを目標に。大きくは変わっていませんが、落ち着きは出ました」と充実ぶりに目を細める。
デビュー当初は気性の幼さが課題だったが、着実に精神面が成長。死角は少なくなっているものの、今回はレースの前に、抽選という“敵”と戦わなければならない。
グットディールと
ロードジャスティスは自己条件に向かうことが濃厚だけに、現状は13分の9で抽選を突破する必要がある。「このメンバーでどれだけやれるか見てみたい」と指揮官。出走権獲得がかなえば、実績馬にとっては脅威の存在になりそうだ。
提供:デイリースポーツ