「新馬戦」(9月4日、新潟)
アサマノイタズラや
エンギダルマなど、群馬県高崎市在住の星野壽市オーナーは以前から、地元に伝わる『上毛かるた』由来の馬名をつけてきた。そして、そのシリーズ最後が
エピファネイア産駒の
テンカノギジン(牡、美浦・手塚)だ。9月4日の新潟5R(芝1800メートル)での初陣に向けて、着々とトレーニングを積んでいる。
初時計は7月28日の美浦坂路。強めに追われて4F54秒8-12秒9を計時した。手塚師は「動くねぇ。ヤル気があって良かった。操縦性がいいし、バネもあっていい感じだよ」と目を細める。馬体は470〜80キロほどで、鞍上には戸崎圭を迎える。全頭が勝ち鞍を挙げる“かるたの先輩”たちに負けない走りを、デビュー戦から期待できそうだ。
提供:デイリースポーツ