7日(日)に新潟競馬場で行われる第14回
レパードステークス(GIII)に出走を予定している
タイセイドレフォン(牡3、栗東・
西村真幸厩舎)について、追い切り後の山田真也調教助手のコメントは以下の通り。
(前走は)
思った以上に強い内容で、タイムも良く理想的なレースだったと思います。正直びっくりするくらいでしたが、力をつけていることを感じました。
(中間の過ごし方は)
レース後は、ダメージも無く、一度放牧に出しました。牧場でもしっかり乗り込んでもらい、とても良い状態で(栗東トレーニングセンターに)戻ってきました。ここまで順調に来ています。
(1週前追い切りは)
厩舎の方針ではありますが、しっかり負荷をかけて追うということで、目一杯走らせました。もともと調教がどうこうというタイプでは無いのですが、タイム的には自己ベストぐらいのものが出ましたので、状態としては悪くないと思います。
(最終追い切りは)
時計は想定通りで、終いもしっかり伸びてという、イメージ通りの調教が出来ました。(1週前追い切りで)目一杯追ったことで、もう一段階、馬が良くなったと感じます。前走と同等か、それ以上の状態にはなってくれたと思います。
(成長面について)
春先はまだ子供っぽいところが抜け切らないところがありましたが、夏を迎えるにあたり、大人びてきました。馬体面でも、肩幅が広くなったように、体が出来てきて、ダートホースらしくなってきました。調教の面でも、真面目に集中して走れるようになって、だんだん戦う顔になってきたと思います。
(新潟競馬場に関しては)
左回りの1800mという意味では中京競馬場も経験しています。いろいろな競馬場を走って、馬場も問わないタイプだと思います。コース的にも、ある程度ポジションが取れた方が有利というものもあるので、この馬には合っていると思います。
(鳳雛ステークスで敗れたラ
イバルとの位置関係は)
あれから時間が経っていますし、前走では強い競馬を見せてくれました。逆転を期待したいと思います。
川田騎手も「乗りやすくて操縦性が高い馬。揉まれても砂をかぶっても大丈夫」と言ってくれました。わりとどんな競馬でもできるタイプなので、うまく立ち回って、追った分だけ伸びてくれる強みを生かして頑張ってもらいたいです。
先々も楽しめる馬だと思っています。ここでいい結果を出して、今後も期待していきたいと思っています。
(取材:檜川彰人)
ラジオNIKKEI