7日(日)に新潟競馬場で行われる
レパードステークス(GIII)に出走予定の
ホウオウルーレット(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)について、追い切り後の三浦貴光調教助手のコメントは以下の通り。
(前走初めての古馬との対戦も完勝でした)
「思ったよりも良いパフォーマンスで走ってくれたというのが正直なところで、いつも前へ行っての競馬が多かったのですが、乗り役が上手に誘導してくれて、いいスペースから直線少し内にささったりしていましたが、しっかり伸びてくれて良い内容だったと思います」
(5馬身もの差がつきました)
「時計的にしっかりと走っていることは確認できていますが、相手が弱かったということもなかったと思いますし、あの馬自身にはまだ余裕があった感じで回って来られていたので、着差、時計とも申し分なかったと思います」
(前走から中2週のローテーションですが)
「レコードタイで走っていたので、反動とか出るのかなと様子を見ながら調教も進めていましたが、体の方の異常も全く無くて、ここ何日かは暑い日が続いているので、暑さに対応できるかどうかは気をつけて調整しています」
(今朝の追い切りは)
「ウッドチップコースを2頭併せの調教でした。動き自体は問題なかったのですが、最後手前を替えなくて、もたついてしまいました。元々手前の替えづらい馬で、あれが少し気になるかなと思います。あとは、動きや息遣い、
バランスは問題なかったです」
(ダートで3勝、しかもワンサイドの競馬でした)
「勝つ時はああいう形になるのかな、というイメージはありますが、もっと強いメンバーと戦って苦しくなった時に、どういう競馬をしてくれるのかというのは、今後見ていきたいと思います」
(血統的にも
オメガパフュームの弟として注目されますが)
「この馬自身は体が出来上がっていないというか、芯がまだ入ってくると思っているので、あまり刺激しないような感じで、じっくりと待っているような状況で、その中でこれだけの結果を出してくれているので、この世代の重賞となった時に、どれだけ走ってくれるのか楽しみの方が大きいです」
(今回は重賞でメンバーも揃いました)
「世代のトップクラスの馬達とどれだけやれるのかというのを見てみたいですし、この馬自身もまだ伸びしろがあるタイプだと思っているので楽しみです。暑い中、加減しながらの調整になっていますが、馬自身は悪いところもなく順調にきていると思います。このメンバーでどれだけ走れるか楽しみにしています」
(取材:木和田篤)
ラジオNIKKEI