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ユーバーレーベン札幌で長めからビシッ! ラスト1F12秒3(3日・城谷)
3月の
ドバイシーマクラシック5着後、戦列を離れている
ユーバーレーベン(牝4歳、美浦・手塚)がこの日、先週の札幌入厩後では初めてダートでビシッと追われ、6F81秒8-37秒3-12秒3をマーク。先週まではまだ走りに集中していない印象があったが、これで一気にピリッとしてくるはずだ。ボリュームのある馬体と毛ヅヤの良さは久々を感じさせないもの。2週後の
札幌記念(21日・札幌、芝2000m)に向けて調整は順調に続いている。
◆馬体の張り良し 北の大地から再び快進撃へ
ジャックドール(3日・紺谷)
札幌記念(21日・札幌、芝2000m)を目指している
大阪杯5着の
ジャックドール(牡4歳、栗東・藤岡)がこの日、函館Wで併せ馬を消化。力強い脚さばきで5F66秒0-12秒8(強め)をマークした。馬体の張りが目立つなど好気配。復帰戦での走りが楽しみだ。
◆意欲の攻め&迫力満点
ダノンザキッド関屋記念へ抜かりなし(3日・吉田)
秋にビッグレースへ向かうためにも賞金を加算したい
ダノンザキッド(牡4歳、栗東・安田隆)はこの中間、意欲的な調整が施されており、次週の
関屋記念(14日・新潟、芝1600m)に照準を合わせている。先月28日とこの日は栗東坂路でともに4F51秒台を記録し、ラスト1Fもそれぞれ12秒0、11秒9。気合乗りが抜群で、いきなりから能力全開の態勢だ。勝って秋につなげたい。
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ジェラルディーナ&
ヒンドゥタイムズが併せ馬
小倉記念へ好仕上がり(3日・浜口)
小倉記念(14日・小倉、芝2000m)への出走を予定している栗東・斉藤崇厩舎の2頭、
ジェラルディーナ(牝4歳)と
ヒンドゥタイムズ(セン6歳)がこの日、栗東CWで併せ馬を行い併入。先行した前者は6F86秒3-11秒5(仕掛け)で手応えこそ劣勢気味ながら、力むことなく軽快な走りで反応もスムーズだった。6月の
鳴尾記念2着以来でも、馬体はきっちりとできている。後者は6F85秒9-11秒5(馬なり)。こちらは昨年12月の
中日新聞杯7着以来となるが、走りに重苦しさがなく、気持ちも入っている。
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トキメキは
朱鷺Sへ
アイビスSDは3番人気で11着(3日・常木)
先週新潟の
アイビスSDで11着に敗れた
トキメキ(牝5歳、美浦・
斎藤誠)は
朱鷺S(28日・新潟、芝1400m)を目標に調整される。
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札幌日経OPに国枝勢が3頭出し いずれもムード上々(3日・武山)
土曜札幌11R・
札幌日経オープン(芝2600m)に
ハーツイストワール(牡6歳)、
ベスビアナイト(セン5歳)、
ボスジラ(牡6歳)の3頭を送り出す美浦・国枝厩舎。「3頭全て上位人気になりそうですが」と師に水を向けてみた。
「全馬、仕上がりはいい」と前置きしつつ、「ハーツは洋芝の札幌で2着の実績がある。前回の天皇賞(・春16着)は距離が長過ぎた。オープンのここなら」と好感触で、「ベスビアは小回りコースの長丁場は合っている」とうなずく。さらに
ボスジラも「前走(
メトロポリタンS3着)はよく頑張ってくれた。時計のかかる洋芝はいいし、このレースは一昨年に2着だからね」と前向きだった。
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提供:デイリースポーツ