「
レパードS・G3」(7日、新潟)
短期免許を取得して初来日。先週の新潟から騎乗をスタートさせ、7月30日の12R(
カゼノタニノアヤカ)でJRA初勝利を飾った香港の名手チャクイウ・ホー騎手(32)=香港=が、
レパードSでJRA重賞初制覇を目指す。
「日本はスタートからペースが落ち着かないというか、常に速い。スタートからオンというのが新たな印象です。それに、新潟のダートは他国と比べても砂が深かったですね」と先週を振り返ったが、もちろん1勝だけでは満足していない。
レパードSでは前走の
鷹取特別で古馬を撃破した
カフジオクタゴンとタッグを組む。水曜の追い切りで初コンタクトを取ると、「まだ馬体に余裕がある感じでしたが、輸送を控えていますし、あの形(馬なり)で。力強い動きだったのは間違いないですよ」と好感触を得たようだ。
昨年の香港クイーンエリザベス2世Cでは、矢作厩舎の
ラヴズオンリーユーとコンビを組んでG1タイトルを獲得。「
カフジオクタゴンも矢作厩舎ですからね。今週の追い切りの動きとレースがかみ合えば」と期待を膨らませる。
今週も栗東トレセンで意欲的に調教に騎乗した。「日本は暑いことは暑いですが、それ以上に先週は(自分自身の)時差ボケがありました。今週の方が体調はいい」と万全を強調。今週末のさらなる活躍を誓った。
提供:デイリースポーツ