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小倉記念・G3」(14日、小倉)
待望のタイトル奪取のチャンスを迎えた
ジェラルディーナ。前走の
鳴尾記念は、直線外からしぶとく伸びて2着。初の重賞連対を果たし、成長を感じさせた。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で併入。間隔はあいたが、仕上がりは良さそうだ。G1・7勝馬
ジェンティルドンナを母に持つ良血馬。2戦2勝の小倉で重賞初Vへ。
中京記念で2着に追い込んだ
カテドラル。後方2番手でレースを運ぶと、大外から追われるごとに伸びて、ゴール前で3着馬をとらえた。近走はやや精彩を欠いていたが、昨年に続いて2年連続の2着。暑い時季に調子を上げる夏男が、得意の舞台で復活Vといく。
歴戦の古馬に挑む
ピースオブエイト。デビュー3連勝でダービーに駒を進めたが、結果は18着。距離延長に加え、左回り、多頭数と初物ずくめ。大敗は致し方ない面もある。年長馬相手に仕切り直しの一戦だ。
都大路Sでオープン初Vを決めた
シフルマン。その後は
七夕賞を目指していが、右肩痛を発症したため放牧へ出されて立て直された。1週前追い切りは栗東CWで6F83秒5-11秒7を計時。迫力十分の動きで、軽視は危険だろう。
マリアエレーナは前走の
マーメイドS2着を含めて、芝2000メートルは2勝、2着2回、3着1回の距離巧者。牡馬相手でもやれるはず。ルーキー
今村聖奈とのコンビ継続で参戦する
カデナにも注目が集まりそうだ。
提供:デイリースポーツ