8月25日(木)に
佐賀競馬場、ダート1400mで行われる
サマーチャンピオン。ここに出走予定の
シャマル(栗東・
松下武士厩舎)が今朝10日、レースに向けた追い切りを行っている。
川須栄彦騎手が跨り、同厩舎の3歳馬
カルトゥーシュ、
ヴァラダムドラーらとCWでの併せ馬。前に2頭が先行して、それを追いかける形だったが、6F標識で先頭との差は6馬身から7馬身くらい。これを15秒切るラップで追走していき、4コーナーでは外を回って、前を捕まえに行く。
決して無理しているという感じではなく、手応えには非常に余裕がある感じで前に並びかけていく。仕掛けるときっちりと加速して前を追い抜き、先着でゴール。時計は6F80.3〜5F65.6〜4F51.5〜3F37.1〜2F23.4〜1F11.6秒だった。
昨年は7月下旬から8月にかけて3連勝。その実績を考慮した上でこの動きを見ると、この季節はぴったりなのかも知れない。前走で1400mの距離には心配がなくなったし、ダート交流重賞2勝目に向けて、視界良好な動きといってよいだろう。
(取材・文:井内利彰)