「
小倉記念・G3」(14日、小倉)
前走の
日本ダービー18着大敗から巻き返しを狙う
ピースオブエイトは10日、栗東CWで併せ馬。松本を背に、先行する
プリュムドール(4歳3勝クラス)を追走すると直線では内に進路を取って併入した。馬なりで6F86秒6-39秒1-11秒8を刻み、
奥村豊師は「ジョッキーも初めてなので、馬のリズムを経験してもらうということを重点的にやりました。レースの当日に
ピークを持ってこられればいいなと思っているので、そういう意味では余力、伸びしろのある動きだったと感じでいます」と納得の表情だ。
今回が重賞初騎乗となる松本も「スイッチが入った時のバネが、すごいなと感じました。すごく乗りやすくて余力もあるのでいい馬だなと思った」と好感触。
日本ダービー以来の実戦で力みがどう出るかだが、デビュー2年目の若武者は「右回りに小倉と成績がいいので2000メートルに不安はないかなと思います。ここまでいい馬に乗せてもらうことだけでもうれしいです」と、心躍らせて晴れ舞台に挑む。
提供:デイリースポーツ