「
小倉記念・G3」(14日、小倉)
好調キープだ。中2週で臨戦する
カテドラルが11日、栗東CWで素軽い動きを披露した。今回は久々の2000メートル戦となるものの、陣営はむしろ歓迎ムード。昨年の
京成杯AH以来の重賞Vへ、着々と気配は高まっている。
中京記念で10番人気ながら2着と奮闘した
カテドラルは、栗東CWで単走。団野を背に、軽快なフットワークを披露して6F86秒4-38秒4-12秒3をマークした。
池添学師は「前走から間隔がないので速い時計はいらないと思い、無理をせずにやりました。状態も動きもいいです」と順調さをアピールする。
今回は
京成杯11着以来となる2000メートル戦。師は「ある程度のポジションを取りたいと思っているけど、スタートが上手ではないだけに、コーナーまで距離がある方がいい。1F延びた方がいいのかもしれない」と前向きだ。「近走は道中で掛かって頭を上げる面も見られないし、大人になってきたかなと思う。カリカリしやすいので当日の落ち着き次第だが、まだ6歳だし、重賞タイトルを1個でも多く獲らせてあげたい」と期待を込めた。
引き続きコンビを組む団野も意気揚々だ。「前走は1角で若干ハミをかんだところがあって、折り合い面に不安はありますが、返し馬と1角の入りはうまくコンタクトを取れるようにしたい。長くいい脚は使えないけど、そういう意味で小回りは合う。とにかく前走2着だったので、いいイメージは持っています」と重賞2勝目を描いていた。
提供:デイリースポーツ