好メンバーが集まったが、前年覇者
ソダシに注目したい。久々の2000mをこなし連覇達成なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■8/21(日)
札幌記念(3歳上・GII・札幌芝2000m)
ソダシ(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)は5月に
ヴィクトリアマイルを2馬身差で制して3つ目のGIタイトルを獲得。GI馬が5頭集結した中でも実績は最上位だ。昨年からの斤量増はカギとなりそうだが、こなして1997・98年の
エアグルーヴ以来の連覇達成なるか。鞍上は
吉田隼人騎手。
パンサラッサ(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)は思い切りの良い逃げ戦法でここまで重賞を3勝。3月には初の海外遠征となった
ドバイターフでGI初制覇を果たした。前走の
宝塚記念は8着に敗れたものの、実績や脚質からからして距離短縮はプラスであり、巻き返しを期待できるだろう。鞍上は
吉田豊騎手。
ジャックドール(牡4、栗東・
藤岡健一厩舎)は昨年9月の1勝クラスから今年3月の
金鯱賞まで破竹の5連勝。
金鯱賞では
レイパパレらGI馬相手に圧巻の逃げ切りを披露し重賞初勝利をあげた。前走の
大阪杯は5着で連勝がストップしたが、秋の飛躍に向けて仕切り直しといきたいところだ。鞍上は
藤岡佑介騎手。
その他、
香港ヴァーズを2度制した実績がある
グローリーヴェイズ(牡7、美浦・
尾関知人厩舎)、昨年の
オークス馬
ユーバーレーベン(牝4、美浦・
手塚貴久厩舎)、昨年の
オールカマーなどGII・3勝の
ウインマリリン(牝5、美浦・
手塚貴久厩舎)、
函館記念を制し芝ダート両重賞制覇を達成した
ハヤヤッコ(牡6、美浦・
国枝栄厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。