「
ジャックルマロワ賞・仏G1」(14日、
ドーヴィル)
直線芝1600メートルで争われるレース。98年
タイキシャトル以来の日本調教馬Vを目指した
バスラットレオンだったが、9頭立ての7着に終わった。坂井を背に果敢にハナを切って外ラチ沿いを軽快に飛ばしたものの、残り300メートルあたりで一気に先頭集団に離されてしまった。
矢作師は「滞在効果もあり、馬はすごく落ち着いていました。ただ、ジョッキーはレースで息が入るところが全くなかった。あれでは抵抗できないと言っていました。周囲のサポートは素晴らしかったし、ウチのスタッフも頑張ってくれた。(今回の遠征で)結果は出なかったけど、いつも勝てるわけではない。次の機会にリベンジするために、また頑張りたい」と語った。
勝ったのはデットーリ騎乗の
インスパイラル(牝3歳、英国)。前走で初黒星を喫してデビューからの連勝が5でストップしたが、鮮やかに巻き返してG1・3勝目を挙げた。
提供:デイリースポーツ