2歳新馬戦が13日(土)、14日(日)の札幌、新潟、小倉競馬で計7レースが行われた。13日の新潟5Rでは逃げた
エナジーチャイム(美浦・手塚)が、残り1FからのマッチレースをしのいでV。14日の小倉5Rでは
バルサムノート(栗東・高野)が好位追走から抜け出して1番人気に応えた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
エナジーチャイム(牝、父
エピファネイア、美浦・手塚)
土曜新潟5R・芝1600m、ルメール「逃げ切りでしたね。フットワークが速かったので前に行けました。少し物見はしていたけど、直線で併せてからはいい反応をしてくれました。距離は千四でもいいと思います」(レース評価B、将来性★★★★)
バルサムノート(牡、父
モーリス、栗東・高野)
日曜小倉5R・芝1800m、ホー「追い切りでは内へもたれていたけど、競馬ではそんな面も見せなかった。すばらしい馬。重賞級かなと思います。ゴールを過ぎても進んで行くぐらい。距離はこれぐらいがいい」(B、★★★★)
ハーエクセレンシー(牝、
父ダイワメジャー、美浦・大和田)
土曜新潟6R・芝1400m、
石橋脩「返し馬の感触が良く、走る雰囲気がありました。もっと(前めの位置で)粘り込むような、スピードの持続力があるタイプと思っていたけど、初めての競馬で慎重さを出してあの位置からに。それでもしっかりとギアが入るし、しっかりと走ってくれました。引き続きこういう競馬ができるなら距離も大丈夫」(B、★★★)
メイショウコギク(牝、父
サトノクラウン、栗東・南井)
土曜小倉5R・芝1200m、和田竜「ケイコ通りに芝の乗り味が良く、スピードがありそうだと思いました。ゲートはそこそこでしたが、仕掛けたら行く形に。道中は物見をするところがありましたが、馬は良くなってきているところで楽しみです」(B、★★★)
ヒシルリアン(牡、父
キズナ、美浦・宮田)
日曜新潟5R・芝1800m、戸崎圭「追い切りはモタつくところがあって使ってからだと思っていたが、レースに行って良さがでましたね。まだ緩さがあるなかで勝てたのは大きい。これからさらに成長してくれれば」(B、★★★)
アスクメークシェア(牡、父
ロードカナロア、栗東・藤原)
日曜札幌5R・芝1800m、吉田隼「調教の段階では自分からというところがなかったけど、血統ですかね。競馬へ行ってセンスの良さを発揮してくれました。向正面の馬場の悪い所でのめっていたので、きれいな馬場の方がいいと思います」(C、★★★)
アースビート(牝、父
サトノクラウン、美浦・伊藤圭)
土曜札幌5R・芝1500m、
小林凌「スタートが良くてそのまま前へ行けました。しまいは馬場の内が悪いなかでよく伸びてくれました。距離は折り合い面から千五、千六がベストですが、のちのちはもう少し延ばしてもいいかなと思います」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)
提供:デイリースポーツ