中央競馬で
2018年の
宝塚記念(GI)3着などの実績を残し、昨年から南関東競馬に移籍。7月31日の
せきれい賞を最後に地方の競走馬登録を抹消された
ノーブルマーズ(牡9)について、引退馬協会の再就職支援プログラムへの受け入れが決まった。引退馬協会のホームページ上で発表された。
ノーブルマーズは
父ジャングルポケット、
母アイアンドユー、母の
父Silver Hawkという血統。いとこに短距離GIIIを2勝した
サーガノヴェルがいる。オーナーは「
ノーブル」の冠名で知られる吉木伸彦氏。
2015年6月に栗東・
宮本博厩舎の所属馬としてデビュー。
2018年の
迎春S (1600万下)を制し、OPクラス入りを果たすと、同年5月の
目黒記念(GII)2着、続く
宝塚記念ではGI初挑戦ながら3着となるなど活躍した。昨年の4月1日付で
JRAの競走馬登録を抹消、大井・
佐野謙二厩舎に転厩し、地方所属馬として3走した後に地方登録が抹消されていた。通算成績は53戦5勝。
競走馬時代のオーナーにより、再就職支援プログラムへの受け入れが実現。同馬はすでに
大井競馬場を退厩しており、千葉県の乗馬倶楽部
イグレットにて休養中とのこと。
(引退馬協会のホームページによる)