8月21日(日)に札幌競馬場で行われる第58回札幌記念(GII)に出走を予定しているユニコーンライオン(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の岡勇策調教助手のコメントは以下の通り。

「前走のプロキオンステークスは、さすがに休みが長くなってしまったぶん、結果が出ませんでしたが、レースを1回使ったことで、上積みしかないと思います。爪の具合はもう今のところは心配していないです。

前走の後は北海道に放牧に出して、牧場から直接函館競馬場に入厩しました。先週、1週前追い切りでビシッとやったことによって、今週は、騎乗した調教助手が、3コーナーから4コーナーで前の馬をつかまえにいくんだという唸っていくぐらいの気配を感じられた、と話していたので、この1週間で上積みがだいぶあると思います。休みが長かったぶん、一度使った上積みは本当に大きいと思います。

同じ厩舎のパンサラッサも前に行きたい馬ですが、パンサラッサは速いペースで逃げる馬なので、その後ろで、うまいこと2番手から3番手で、自分の競馬が出来れば力を発揮してくれるのではないかと思っています。

休む前はGIで2着に来ているくらい力のある馬ですし、休み明けを一度使ったことで馬は上向いてきていると思います。休む前のような走りができるように調整してきましたので、素晴らしいメンバーの中でどれだけ頑張れるか、こちらも楽しみにしています」

(取材：三浦拓実)

ラジオNIKKEI