8月13日に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦を勝ち上がった
アースビート(牝2、美浦・
伊藤圭三厩舎)は、9月3日に札幌競馬場で行われる
札幌2歳S(2歳・GIII・芝1800m)へ向かう。
アースビートは父
サトノクラウン、
母タイキマロン、母の
父ファスリエフという血統。
母タイキマロンの叔父には、2018年のアメリカジョッキークラブC(GII)や2019年の
京都記念(GII)を制した
ダンビュライトがいる。
13日札幌5Rの2歳新馬戦では、好スタートから積極的に先手を取ってハナに立つと、4コーナーを通過してもその勢いは衰えず、1番人気
シャルラハロートの鋭い追撃をアタマ差しのいで勝利。馬場の悪い内を通りつつも、最後まで粘る根性を見せた。
父
サトノクラウンは、国内外GI・2勝を含む重賞6勝を挙げており、中距離GI戦線で幅広く活躍した名馬。2019年より種牡馬として社台スタリオン
ステーションに繋養され、今年
JRAでデビューした初年度産駒はこれまでに
アースビートを含め、4頭が勝ち上がっている。