北海道帯広市が主催するばんえい十勝(帯広競馬場)は18日、帯広競馬場所属の谷あゆみ調教師が雇用していた厩務員1名が、地方競馬の勝馬投票券を購入し競馬法に抵触したことを発表した。

　厩務員に対する指導監督が十分でなかったとして、本日付で谷あゆみ調教師は、帯広市ばんえい競馬実施条例施行規則に基づき戒告となり、規定により2022年8月20日から9月10日まで10日間の賞典停止処分を受けた。また当該厩務員は、既に資格が取り消されている。

　ばんえい十勝は「今後は、関係機関と連携して再発防止に向けて万全を尽くし、競馬の公正確保に努めてまいります」とコメントした。

(ばんえい十勝のリリースによる)

　※賞典停止：期間を定めて、賞金一部または全てを交付しない措置