8月27日の新潟6Rでデビューを予定している
アスパルディーコ(牝2、美浦・
蛯名正義厩舎)が美浦Wで1週前追い切りを行った。6Fを84.9秒-38秒9-12.0秒で古馬と併入。同馬の手綱を執る
田辺裕信騎手は「馬っぷりはいいけど、まだ幼い部分があって教える段階です」とコメントした。
アスパルディーコは
父ブラックタイド、
母アパパネ、母の
父キングカメハメハという血統。
母アパパネは2009年に阪神JF(GI)を制し、同年の
JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。翌2010年には牝馬三冠を達成(
オークスで
サンテミリオンと同着優勝)し、
JRA賞最優秀3歳牝馬に輝いた。さらに翌2011年には
ヴィクトリアマイル(GI)に参戦、名牝
ブエナビスタの追撃を封じ、レースレコードでGI・5勝目を挙げた。
アスパルディーコのきょうだいはこれまで4頭がデビューしており、いずれも
JRAで勝ち上がっている。初仔の
モクレレは通算4勝を挙げ、二番仔
ジナンボーは2019年と2020年の
新潟記念(GIII)で2着に好走。三番仔
ラインベックはデビュー2連勝を挙げて3歳時には
皐月賞(GI)にも参戦し、四番仔の
アカイトリノムスメは昨年の
秋華賞(GI)を制しGIウィナーとなった。