ルーキーの
今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島=が20日、小倉6Rで
ヤマニンウルス(牡2歳、父
ジャスタウェイ、
母ヤマニンパピオネ、栗東・斉藤崇)に騎乗し、後続に大差をつける圧巻のレコードタイムで快勝した。
2番手追走から3角過ぎで早々と先頭に。その後も脚色が鈍ることなく、後続をグングンと引き離して大差勝ちを収めた。タイムはダート1700メートルの2歳レコードを0秒5更新する1分44秒3。2着馬につけた着差は4秒3差で、
グレード制が導入された1984年以降では、JRAの平地戦で史上最大着差での勝利となった。これまでの記録は86年3月1日の阪神7R(ダート1800メートル)で
ツキノオージャがマークした3秒6差。
斉藤崇師は「最後までしっかり走っていたし、気性も真面目で素直。ゲートで待たされたことも、いろいろ経験ができて良かったと思います。そのうち芝に行きたいが、もう少ししっかりとしてからかな」と話した。
提供:デイリースポーツ