現在の条件に変わった2002年以降に連対した40頭中、後にクラシックを勝つのは13年1・2着の
ハープスターと
イスラボニータのみ。夏の2歳重賞で唯一直線が長いコースで施行されることから、将来を嘱望される馬の最初の目標になることも少なくはないものの、全体的に見れば将来性より早熟性が試される傾向にあると言える。
1.前走上がり2位以内
過去10回で、前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬は[8-6-4-53]、2位だった馬は[2-4-6-23]なのに対し、3位以下だった馬は[0-0-0-46]。
2.馬体重の傾向
過去10回で、馬体重が440〜459kgだった馬は[3-2-1-23]で複勝率20.7%、460〜479kgだった馬は[4-4-7-36]で複勝率29.4%、480〜499kgだった馬は[3-3-1-20]で複勝率25.9%だが、439kg以下は[0-0-1-35]、500kg以上は[0-1-0-8]。
3.ゆとりのあるローテ
過去10回で、中1〜3週の馬は[4-0-0-55]で複勝率6.8%しかない。対して、中4〜8週の馬は[4-6-7-49]で複勝率25.8%、中9週以上の馬は[2-4-3-17]で複勝率34.6%。余裕のあるローテーションで挑んでくる馬を狙いたい。
アイスグリーンはデビュー2戦目で良化を見せて初勝利。上積みは更にありそうで、ここも勝ち負けを期待できるだろう。