今週も引き続き「新潟・小倉・札幌」の3場開催。8月の開催はいよいよラストで、猛暑だった夏も一段ギアが落ちてきた感じもします。
そんな今週は日曜日に平地重賞ふたつ。新潟競馬場では2歳GIII・
新潟2歳S(新潟・芝1600m)と、札幌競馬場でGIII・
キーンランドC(札幌・芝1200m)が行われます。
毎週、重賞での激走馬をコンピュータ予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週は
キーンランドCでの狙い馬を探します。
月曜日現在の登録馬は20頭。レースは、フルゲート16頭となりそうです。
まず注目されそうなのは、前走3歳限定のGIII戦・
葵ステークス(中京・芝1200m)を圧勝している
ウインマーベル(牡3・美浦・深山厩舎)でしょう。デビューは2歳時の札幌開催。そこから4戦使った札幌&函館では勝てませんでしたが、2歳秋以降は充実一途。2走前には橘S(L・中京・芝1400m)も勝っており、ここで3連勝を目指します。
昨年の勝ち馬
レイハリア(牝4・美浦・田島厩舎)も出走予定。3歳だった昨年は、前走
葵ステークス1着からの連勝でした。前走の函館ス
プリントでは4着と負けていますが、叩いた効果で前進はありそうです。
同じく昨年このレース2着、一昨年は1着と相性抜群な
エイティーンガール(牝6・栗東・飯田厩舎)も3年連続の連対を狙います。
さらに函館芝1200m戦を連続2着している
ジュビリーヘッド(牡5・栗東・安田隆厩舎)、中京&福島での芝1200mを連勝中の
オパールシャルム(牝5・美浦・武藤厩舎)、
クロッカスSを勝っている
トウシンマカオ(牡3・美浦・高柳瑞厩舎)などが参戦。馬券的にも面白そうな一戦となりそうです。
【洋芝では
パーフェクト連対】
予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映されていない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。
月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、
ジュビリーヘッド(牡5・栗東・安田隆厩舎)でした。
人気順はまだわかりませんが、人気上位が想定される1頭。AIが人気馬を挙げてくる場合は堅い決着になりがちですが、果たしてどうなるでしょうか。
同馬は父
ロードカナロア、母は
ローズノーブル(母
父ディープインパクト)という血統。これまでの成績は20戦4勝。成績は[4-6-4-6]と、馬券内率70%の優秀な成績です。
デビューは19年の小倉で、2歳新馬戦(小倉・芝1200m)を1番人気で1着。1勝クラスでは5戦を要しましたが、翌年11月の福島芝1200mで勝利しています。
2勝クラスを勝ったのは、4歳となった21年9月の札幌芝1200m戦。勝ち味には遅いものの昨年暮れから6戦連続で馬券圏内をキープしており、ここに来ての充実ぶりは顕著です。
近2戦もGIII・函館ス
プリントS(函館・芝1200m)、オープン・青函S(函館・芝1200m)を連続2着。北海道の洋芝ではこれまで
パーフェクト連対で、今回も期待できそうです。
あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定後、コンピュータ予想がどうなるのか…。週末の最終AI予想も、ぜひ楽しみにお待ちください!
(netkeiba編集部)