10月2日にパリ、ロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(G1・芝2400m)への参戦が予定されている
ドウデュース(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝24日は国内での最終追い切りということで、
武豊騎手が跨り、CWで3頭併せを行っている。
先頭が
セレブレイトガイズ、これに
ヒートオンビートが続いて、一番後ろから
ドウデュース。先頭の6Fから5F標識の区間が14.1秒なので、向正面から速いラップを踏んでいく。これが
ドウデュースにとってはスムーズな追走となり、ちょうどいいスピード感で4コーナーから最後の直線に向く。
この時点で前2頭にはほぼ追いついた状態。直線に向いてから最初のハロンが11.2秒で2頭を追い抜き、ラストの1Fが11.2秒で2頭を突き放していく。ジョッキーの手綱はほとんど動いておらず、自分から前を捕まえに行く走り。そして、脚色は一杯という感じはない。
時計は6F78.2〜5F64.0〜4F50.3〜3F35.8〜2F22.4〜1F11.2秒。この数字では2頭が突き放されてしまうわけで、さすがGIホースという動き。この後は9月1日に栗東を出発して、9月2日に成田空港からフランスに向けて出国。まずは、9月11日に行われるニエル賞(パリ、ロンシャン競馬場芝2400m)へ出走する予定となっている。
(取材・文:井内利彰)