◎28日(日)新潟競馬場で行われる第42回新潟2歳ステークスに出走を予定している
アイスグリーン(牡2・栗東、
池添学厩舎)について、追い切り後の
池添学調教師のコメントは以下の通り。
・(前走の未勝利戦は)大外枠でしたが、スタートも決めて騎手もいい位置で折り合いをつけて文句の無い内容でした。初戦(の新馬戦は)スタートで出負けして道中もフワフワしたり、ハミを噛んだりと、まだ(レースを)わかっていない感じでした。しかしここで変に距離を詰めるよりも、ということで1800メートルを使いました。
・(今回の条件は)新潟のマイルは道中ゆったりと流れると思います。前走の行きっぷりからも全く問題ありません。頭が良く自在性のある馬です。今回のレースぶりを見て今後を考えようと思います。
・(中間は)とにかく1勝しましたのでノーザン
ファームしがらきに戻しまして、今後の成長を見込める馬ですから無理をしなくてもということでした。しかしあまりにも馬の状態が良く、それならば新潟2歳ステークスを、ということになりました。栗東トレセンに戻した後も暑さに参ることなく調教もしっかり動いています。
・(日曜日の追い切りは)重賞に向かうのでオープン馬と併せてしっかりやりました。道中の行きっぷりも良く、若干力むところはありましたが、いい動きでした。
・(最終追い切りは)今回
坂井瑠星騎手が初騎乗ですので乗ってもらいました。馬はできていますから感触を掴む程度でした。先週少し力むところがありましたから、単走で道中の折り合いを確かめて、終いは軽く促してどのような反応をするかを確認する、というオーダーでした。時計も充分ですし騎手の感触も良かったと思います。
・(今回のレースのイメージは)ペースも落ち着くと思います。スタートも上手な馬なので、好位から折り合い重視で競馬ができればいいと思っています。
・(輸送は)全く問題が無いので、前走時以上の中身の濃い調教が出来たと思います。スパッと切れるというより長くいい脚を使う馬なので、新潟競馬場も合っていると思ってます。ここで結果を出せれば今後のローテーションも楽になります。頑張ってもらいたいですね。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI