9月3日に札幌競馬場で行われる
札幌2歳S(2歳・GIII・芝1800m)の1週間前追切を、
ブラストウェーブ(牡2、美浦・
大竹正博厩舎)が消化した。函館Wで僚馬と併せ、5F65秒8ー37秒2ー12秒9のタイムで半馬身遅れとなった。
しかし、管理する大竹師は「見ての通り重かったけど、しっかりとやれたので。今の完成度なら
ワンピースより段違いにいい」とコメントした。
ブラストウェーブは父
ハービンジャー、
母ツルマルワンピース、母の
父キングカメハメハという血統。全兄に2018年
有馬記念(GI)を含む重賞5勝を挙げた
ブラストワンピース、半姉に今年の
巴賞(OP)覇者
ホウオウピースフルがいる。
7月10日に函館競馬場にて6頭立てで行われたデビュー戦では、道中2番手を追走。4コーナーを回って逃げ粘る
トーセントラムを競り落とし、直線では力強い末脚で迫った
イッツオンリーユーの追撃を振り切って白星を飾った。単勝1.3倍の断然の人気に応えて、素質の高さを見せた。通算成績は1戦1勝。