28日に札幌競馬場で行われる
キーンランドC(3歳上・GIII・芝1200m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる7度の馬券絡みが7枠、その後に5回の4枠・6枠・8枠が続いている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】1-0-0-16/17 単勝回収率30% 複勝回収率11%
【2枠】1-0-2-14/17 単勝回収率37% 複勝回収率62%
【3枠】0-1-0-18/19 単勝回収率0% 複勝回収率5%
【4枠】1-3-1-15/20 単勝回収率32% 複勝回収率76%
【5枠】0-1-2-17/20 単勝回収率0% 複勝回収率50%
【6枠】3-2-0-15/20 単勝回収率149% 複勝回収率63%
【7枠】3-1-3-13/20 単勝回収率234% 複勝回収率97%
【8枠】1-2-2-15/20 単勝回収率28% 複勝回収率85%
着別度数を見ると、内外の有利不利が浮き彫りとなった。特に7枠は単勝回収率200%オーバーでベタ買いプラスとなっており、複勝回収率も100%に迫る勢いだ。また、直近7年の勝ち馬は全て6、7、8枠のいずれかから出ており、勝ち馬は外枠から探したいところだ。
その一方で複勝回収率5%の大不振となっているのが3枠だ。昨年は1番人気
メイケイエールが7着に敗れ、2018年には3枠に入った2頭が2番人気、3番人気に推されたものの、ともに掲示板外に終わった。唯一馬券に絡んだのは、2016年の1番人気
シュウジが2着したのみで、まさに死に枠と言えるだろう。3枠に入った馬にとっては大きな不安材料となるかもしれない。