「
スパーキングサマーカップ・S3」(25日、川崎)
自慢の末脚で待望の重賞初V-。転入2戦目で8番人気の
フィールドセンスが、4コーナー先頭から粘り込みを図った1番人気の
スマイルウィをゴール前差して快勝。3着には3番人気の
アヴァンティストが食い込んだ。なお、優勝馬は「第69回
日本テレビ盃」(9月28日・船橋)の優先出走権を獲得した。
JRA5勝でオープンクラスでも善戦していた8歳馬
フィールドセンスが、転入2戦目で待望の初タイトルを手中にした。
レースは
トライアルを逃げ切った
ジョーパイロライトと、重賞2勝目を狙った
スマイルウィの2頭が激しいハナ争い。
フィールドセンスは中団の外めから、これを見ながら徐々に進出。ラストは上がり最速39秒3の末脚を繰り出して、直線一気に伸びると
スマイルウィを首差かわした。
「前走と比べて筋肉の質が良くなっていた。直線でこれはと思ったけど、
スマイルウィも力があるだけに、勝てて良かったです」と
本橋孝太が喜びをかみしめる。管理する
山下貴之師は「前がやり合ってくれるのは分かっていたので、ジョッキーがうまく乗ってくれました」と人馬をたたえた。
次走については「オーナーサイドや牧場と相談して」と、権利を取った地元の
日本テレビ盃に向かうかどうかは未定。
提供:デイリースポーツ