2019年の
エプソムカップ(GIII)を制した
レイエンダ(セ7、美浦・
蛯名正義厩舎)が25日付で競走馬登録を抹消した。今後は乗馬となる予定だが、行き先は未定。また、同馬は左第3手根骨の骨折が判明し、9ヶ月以上の休養を要する見込み。
JRAが25日、ホームページ上で発表した。
レイエンダは
父キングカメハメハ、
母ラドラーダ、母の
父シンボリクリスエスという血統。全兄に2017年の
日本ダービー(GI)と2018年の
天皇賞・秋(GI)を制した
レイデオロ、叔父に2012年の
帝王賞(JpnI)覇者
ゴルトブリッツ、3代
母レディブロンドの半弟に
ブラックタイド、
ディープインパクトなどがいる。
2017年7月に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。初陣を白星で飾ったが、レース後に軽度の骨折が判明し、9ヶ月半の休養に入った。翌2018年5月、復帰戦の
夏木立賞(500万下)を快勝。続く7月の
松前特別(1000万下)を勝利しデビューから無傷の3連勝を果たすと、クラシック
トライアル・
セントライト記念(GII)で2着となった。
翌年6月の
エプソムカップで4度目の重賞挑戦を迎え、前半3F38.4秒のペースを道中2番手で追走。出走馬中最速タイとなる上がり3F32.7秒の末脚を繰り出して重賞初制覇を果たした。通算成績は21戦4勝。
(
JRAのホームページによる)