8月27日(土)と28日(日)に札幌競馬場で行われる「
ワールドオールスタージョッキーズ」に出場する外国・
地方競馬所属騎手の記者会見が札幌市内のホテルで行われ、短期免許で来日中のチャクイウ・ホー騎手(香港)を除く6人が意気込みを語った。
会見での各騎手のコメントは以下の通り。
テオ・バシュロ騎手(フランス)
「日本に来るのは初めてで、楽しみにしていました。日本の競馬は安全で公平だと感じています。全力を尽くして最後まであきらめないことを心掛け、
ネバーギブアップの精神でレースに挑んでいます。参加できることに興奮していますし、関係者の皆さんに感謝しています。日本で初勝利できるように頑張りたいと思います」
コラリー・パコー騎手(フランス)
「初めて日本に来ました。日本の競馬はフランスより展開が速い印象がありますが、自分はスタートが得意で、速い展開のレースが好きなので、騎乗
スタイルは日本のレースに合っていると思います。
オルフェーヴルの
凱旋門賞は現地で見ていました。日本は素晴らしいレースが行われているところのひとつなので、今回参加できて嬉しく思います。ぜひ勝利を挙げたいです」
デヴィッド・
イーガン騎手(イギリス)
「来日は初めてです。とても光栄に思います。何度も日本に来られる契機にしたいと思っています。川田騎手や団野騎手が遠征に来た時に、彼らとは交流がありました。
フィエールマンや
キングエルメスの調教に乗ったことがあります。競馬では、スタートを決めて良い位置取りでレースをすることを心掛けています。今回は国を代表して頑張りたいですし、関係者やファンの皆さんのためにも全力を尽くしたいです」
ジェームズ・グラハム騎手(アメリカ)
「初めて日本に来ました。素晴らしいジョッキーたちが揃い、その一員として参加できることを嬉しく思います。日本の馬では
ソダシや
ダノンプレミアム、そして
ディープインパクトのことを知っています。競馬は人生の一部です。楽しんで騎乗することを心掛けています。今回は招待していただきありがとうございます。全部勝ちたいです」
クレイグ・ウィ
リアムズ騎手(
オーストラリア)
「久しぶりに日本のファンの前で騎乗できることを嬉しく思います。日本は大好きです。私の妻がウクライナの出身ということもあって、この6か月間は非常に苦しい思いもしてきました。日本の馬はレベルが高く、
武豊騎手や
福永祐一騎手のことは尊敬しています。このシリーズは誰にでも優勝のチャンスがあると思います。他のジョッキーと一緒に騎乗できることは楽しみです。頑張ります」
岡部誠騎手(
地方競馬代表・愛知)
「普段はダートの深いコースでレースをしているので、騎乗ではパワフルさを追求してきました。バテてきた馬を動かすパワフルさが自分の武器だと思います。馬に対する気持ちや、愛情、熱さは負けたくないと思ってやってきました。全国にいろいろな
地方競馬場がありますが、すべて背負って戦うつもりです。素晴らしいジョッキーと一緒に騎乗できることは、自分の財産になると思います。WAS選抜のジョッキーはラ
イバルですが、打倒
JRAを狙って、チーム戦でも頑張りたいです」
(取材:三浦拓実)
ラジオNIKKEI