「
ワールドオールスタージョッキーズ」(27、28日、札幌)
札幌市内のホテルで26日、外国人騎手(ホー騎手を除く)と地方代表騎手による記者会見が行われた。注目が集まったのは紅一点のコラリー・パコー騎手(23)=フランス。「日本の競馬は自分に合っています」とシリーズ初の女性騎手Vへ目を輝かせた。
際どいスリッ
トスカートから美脚をのぞかせ、モデル顔負けの
ステップで登壇したパコー。2019年、当時24歳の
ミカエル・ミシェル=フランス=がさっそうと現れ、話題をかっさらったシーンがよみがえった記者も多かったに違いない。
ルックスだけではなく、実力も折り紙付きだ。18年からフランスのトップステーブル・ルジェ厩舎に所属し、19年には女性騎手年間最多勝記録にあと1勝と迫る71勝を挙げた。21年はドイツでも勝利するなど活躍の場を広げ、「特にスタートが得意。速い展開のレースが好き。日本の競馬は合っています」と初来日でも臆することなく自信を口にした。
会見終盤、「一番大事にしているのは」との問いに、隣にいた同郷のバシュロが「家族と、
ガールフレンドのパコー」と交際を暴露する場面もあったが、
エレガントな23歳は涼しげな笑みをたたえるのみ-。3年ぶりの開催となる今シリーズ。美貌はもちろん、その騎乗でファンの視線をくぎ付けにしてくれそうだ。
提供:デイリースポーツ