「
新潟記念・G3」(9月4日、新潟)
逆転でのシリーズ制覇を狙う
エヒトが主役を担う。前走の
七夕賞は抜群の手応えで直線に向くと、あとは独壇場。残り200メートル手前で先頭に躍り出て、悠々と重賞初Vのゴールに飛び込んだ。現在ポイントランキングでは3位タイながら上位勢の出走はなく、勝てば文句なしで夏の中距離王に輝く。勲章を手土産に、秋の大舞台へ。
七夕賞で2着に敗れた
ヒートオンビートが対抗格。重賞勝ちこそないものの2着3回、3着2回と上位の常連。2走前の
天皇賞・春でも大健闘の4着だった。G3ならばいつ勝ってもおかしくない実力の持ち主だ。
昨年の
天皇賞・秋と
ジャパンCで連続4着と好走した
サンレイポケット。その実力は誰もが認めるところだが、勝ちみに遅いのがネック。なかなか賞金加算ができず、春は目標の
宝塚記念を除外となった。同じ悔しさを繰り返さないためにも、ここは勝ち切りたい。
他では果敢に古馬に挑む3歳馬の
フェーングロッテンや、
函館記念3着から参戦する
スカーフェイスなども上位をうかがう。
提供:デイリースポーツ