かつては将来性に欠ける早熟ス
プリンターのためのレースというイメージもあったが、近年は
ナムラクレア、
メイケイエール、
ラウダシオン、
レーヌミノル、
シュウジ、
ベルカントら3歳以降も活躍する馬をしばしば輩出し、出世レースとして存在感を示している。
1.馬格が必要
過去10回で439kg以下だった馬は[0-4-2-35]と勝ち切れていない。19年1番人気で5着の
カイルアコナは434kg、17年2番人気4着の
ヴァイザーは432kg、16年2番人気6着の
クインズサリナは434kgなど、人気した馬でも軽量だと苦戦するケースが多い。
2.前走の上がり順位に注目
過去10回で、前走上がり3ハロン順位が1・2位だった馬は[9-6-7-60]で複勝率26.8%なのに対し、3位だった馬は[1-3-1-25]で複勝率16.7%、4位以下だった馬は[0-1-2-29]で複勝率9.4%。デビュー直後の若駒の争いとあって能力比較が難しい中、前走の上がり順位というのは一つの目安になる。
3.ゆったりしたローテ
過去10回で、連闘で参戦した馬は[0-1-1-17]で複勝率10.5%。中1〜2週の馬も[4-3-1-54]で複勝率12.9%と苦戦気味。対して、中3〜8週の馬は[6-5-7-40]で複勝率31.0%。
ロンドンプランは同舞台の新馬戦を上がり最速で抜け出し勝利して以来、約2か月ぶりの実戦。500kgを超える大型馬だっただけに一度使った上積みはありそうで、重賞でも期待できそうだ。