9月4日にドイツのバー
デンバーデン競馬場で行われるバーデン大賞(独G1)に、昨年の
凱旋門賞馬
トルカータータッソ(牡5、
Torquator Tasso)と、今年の独ダービー馬
サンマルコ(牡3、
Sammarco)が参戦する。
トルカータータッソは父
Adlerflug、
母Tijuana、母の父
Toylsomeという血統のドイツ産馬。昨年の
凱旋門賞(仏G1)で伏兵評価を覆し、2011年
デインドリーム以来のドイツ馬による同競走制覇を果たした。また、昨年のバーデン大賞覇者でもあり、今回のレースでは連覇がかかる。
サンマルコは父
Camelot、
母Saloon Sold、母の父
Soldier Hollowという血統のアイルランド産馬。今年7月の独ダービー(独G1)で接戦を制すると、同月のダルマイヤー大賞(独G1)で古馬を相手に差し切りG1連勝を果たしている。
トルカータータッソは昨年10月の
凱旋門賞制覇後、休養を挟んで今年5月に復帰。5月の始動戦では6着に敗れたが、7月のハンザ大賞(独G2)で快勝。続く
キングジョージ&クイーンエリザベス2世S(英G1)では
パイルドライヴァー(牡5、
Pyledriver)の2着に入線するなど立て直している。
また
サンマルコについて、独競馬
メディア『GaloppOnline』によれば「バーデン大賞で3着以内に
サンマルコが入線した場合、
凱旋門賞への参戦を検討する」と陣営のコメントを報じている。欧州最強馬
バーイード参戦の可能性が浮上し、ますますの注目が集まる
凱旋門賞に新たな刺客登場か。要注目だ。