9月11日に中京競馬場、芝1200mで行われる
セントウルS。ここへ出走を予定している
メイケイエール(栗東・
武英智厩舎)が、今朝31日にレースへ向けた1週前追い切りを行っている。
2週前と同じく、CWへ3コーナーから入場して単走での追い切り。2歳、3歳時には馬場入りすると頭を上下に振る仕草が目立っていたが、今年の春にはそれが落ち着いた印象だった。しかし、今回は更に無駄な仕草が少なくなった、そんな印象を受ける。
よって、走り始めてもスムーズなので、すごく折り合いがついた動きに見える。力みが少ない分、パワフルさに物足りなさを感じなくもないが、むしろこのくらい落ち着いた走りの方がスマート。効率がよい走りとでも表現すべきだろうか。
時計は4F52.0〜3F36.6〜2F22.9〜1F11.3秒。先週もそうだったが、4F標識から3F標識の区間でのラップが15秒台。今までなら、16秒台だったり、14秒台に突入したり、なかなか安定しなかった。しかし、ここ2週は続けて15秒台というところに、客観的にもテンの入りの落ち着きを示しているような気がする。
(取材・文:井内利彰)