令和4年度の第32回九州競馬記者クラブ「小倉ターフ賞」をルーキーの
今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島=が受賞。4日、小倉競馬の昼休みにウイナーズサークルで表彰式が行われた。
思い出深いレースに
CBC賞(
テイエムスパーダ)での重賞初制覇と、
フェニックス賞(
ミカッテヨンデイイ)を挙げた聖奈は「尊敬する
武豊騎手や福永騎手、川田騎手が獲られている小倉ターフ賞に1年目から選んでいただいたことに感謝していますし、大変光栄に思います。大好きな競馬場で最終日まで順調に来られたのは、たくさんの人たちの支えがあったからこそ。これからも感謝の気持ちを忘れず、日々向上心を持って馬に向き合っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と喜びを語った。
また、この日は小倉3Rで1番人気の
エルザストラウム(牝3歳、栗東・武幸)を勝利へと導き、JRA35勝目、地方の4勝を含めて通算39勝目のVを飾った。聖奈は「歩様が硬くならないようにケアしてくださったスタッフのおかげです。思い通りにいかないことが多かったですが、何とか結果で恩返しできました。勝つことができて良かったです」とホッとした表情を見せた。
提供:デイリースポーツ