新潟11Rの第58回
新潟記念(3歳以上GIII・芝2000m)は10番人気
カラテ(
菅原明良騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。1馬身3/4差の2着に9番人気
ユーキャンスマイル、さらに3/4馬身差の3着に3番人気
フェーングロッテンが入った。
カラテは栗東・
辻野泰之厩舎の6歳牡馬で、父
トゥザグローリー、
母レディーノパンチ(母の
父フレンチデピュティ)。通算成績は32戦7勝。
レース後のコメント
1着
カラテ(
菅原明良騎手)
「直線早々と抜け出しましたが、長く脚を使って素晴らしい走りでした。2000mに乗るのは初めてでしたのでビデオを見て研究しました。実際距離が持つかどうかは分かりませんでしたが、リズム良く走れればと馬を信じて乗りました。
今日はゲートも出てくれて、調子がいいのだと感じていました。初めて重賞を勝った思い出の馬です。この馬で結果を出せてとても嬉しいです。関係者の皆さんに感謝で一杯です。
この夏は納得のいく競馬ではありませんでした。もっと勝てたと思います。秋には納得のいく競馬が出来るように努力したいと思います」
2着
ユーキャンスマイル(
石橋脩騎手)
「久しぶりに乗せてもらいましたが、年齢を重ねても返し馬から動きは悪くなかったです。スタートだけしっかり気を持たせてほしいと言われていたのでそこだけ気をつけました。
周りが行ったので馬のリズムで前向きさを保ったままいい感じで行けました。直線では、馬場が乾いているので真ん中ぐらいを走ると思ったので思い切って外へ行きました。勝ったと思いましたが、1頭いました。まだまだやれますし、この斤量を背負って大したものです」
3着
フェーングロッテン(
松若風馬騎手)
「今後のレースを考えて、折り合いを大事にして乗りました。そこはしっかりと対応してくれました。最後は頭が高くなって飲み込まれましたが、成長を感じています。初めての古馬相手でもやれたので先が楽しみです」
4着
フォワードアゲン(
江田照男騎手)
「上手くなだめて競馬が出来ました。直線ではチャンスがあるかなと思いましたが、外を回らされた分でしょうか。結局交わせませんでした」
5着
ヒートオンビート(
池添謙一騎手)
「いつもと比べて返し馬からだいぶ
テンションが高くて気になっていました。レースは、馬場が乾いているので、外に出さなくてもよく良い所を選んで走れました。しかし、直線では、勝ち馬にすーっと交わされてしまいました。
テンションが多少なりとも影響していたのでしょうか」
ラジオNIKKEI