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【AI予想・セントウルS】牝馬「2強崩し」に現実味!? メイケイエール、ソングラインではない本命候補

  • 2022年09月05日(月) 19時00分
 夏競馬から秋競馬へ切り替わる節目週。今週は「中山・中京」の2場開催となります。

 今週は土曜日に中山競馬場で、秋華賞トライアルのGIII・紫苑S(中山・芝2000m)。そして日曜日には同じ中山競馬場でGIII・京成杯オータムハンデ(中山・芝1600m)、中京競馬場ではGII・セントウルS(中京・芝1200m)が行われます。

 重賞での激走馬をコンピュータ予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週はGII・セントウルSでの狙い馬を探します。

 月曜日現在の登録馬は15頭。10月の初週に行われるGI・スプリンターズSへ向けて、各陣営ともに好結果を期待する一戦でしょう。

 人気上位になりそうなのは、5月のGII・京王杯SCを勝っているメイケイエール(牝4・栗東・武英厩舎)。マイル戦までの距離で重賞5勝を挙げており、短距離実績では抜けている存在といえるかもしれません。

 同じ4歳牝馬では、ソングライン(牝4・美浦・林厩舎)も有力な一頭です。前走はGI・安田記念(東京・芝1600m)を制しており、こちらも実績は十分。今回は初の芝1200m戦となりますが、対応できるスピードは持ち合わせていそうです。

 3歳からは同舞台の中京2歳Sを勝利しているジャングロ(牡3・栗東・森厩舎)が参戦。ほかにも前走GIII・北九州記念を人気薄で勝利したボンボヤージ(牝5・栗東・梅田厩舎)に、中京での短距離戦を連続2着と好走しているダディーズビビッド(牡4・栗東・千田厩舎)など、伏兵も多く揃っています。

【秋の飛躍に期待する3歳馬】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、ジャングロ(牡3・栗東・森厩舎)でした。

 3歳勢の登録は少ないですが、同世代のなかでは実績上位。冒頭でも紹介したように、人気上位を争う一頭となりそうです。

 同馬は父More Than Ready、母はGoodbye Stranger(母父Broad Brush)という外国産馬。これまでの戦績は9戦4勝で、着度数では[4-2-1-2]と馬券圏内率「約77%」を誇ります。

 デビューは昨年8月の2歳新馬戦(小倉・芝1200m)で、3番人気3着。4戦目の2歳未勝利戦(阪神・芝1400m)で初勝利を挙げています。

 続く1勝クラス・ベゴニア賞(東京・芝1600m)では6着と敗れましたが、年末の中京2歳S(中京・芝1200m)で優勝。明け3歳にはリステッド競走であるマーガレットS(阪神・芝1200m)、GII・ニュージーランドT(中山・芝1600m)を連勝して、重賞初制覇を飾っています。

 前走のGI・NHKマイルC(東京・芝1600m)では出遅れが響き7着と敗退していますが、休養を挟んだこの秋は大きな飛躍が期待できそうです。

 今回は主戦の武豊騎手がフランス遠征のため乗り替わりとなりますが、予定されている福永祐一騎手なら全く問題ないでしょう。16年にはビッグアーサーセントウルSを制しており、牝馬「2強崩し」にも現実味が持てます。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などの確定後、コンピュータ予想がどうなるのか…。週末の最終AI予想も、ぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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