夏競馬が幕を閉じ、関東圏では秋の中山開催が始まる。昨年、初日の芝2000mでは
オニャンコポンがデビュー勝ちを飾り、3歳の年明けに
京成杯を制するなど活躍した。今年、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。
【9月10日(土) 中山芝2000m】
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ロッククリーク(牡、父
エピファネイア、
母フロールデセレッソ、美浦・
栗田徹厩舎)
母はダートで3勝。叔父に
ミッキードリーム(GIII・チャレンジCの勝ち馬)がいる。ゲート試験に合格後はノーザン
ファーム天栄で乗り込み、再入厩してからも順調に追い切りの本数を重ねてきた。「走る気持ちが強い。そこをコントロールできるように乗っているし、ひと追い毎に
バランスも整ってきた。ゆったりと走れるような距離がいいと思います」と
栗田徹調教師。鞍上は
C.ルメール騎手が予定されている。
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ヴァイルマティ(牝、父
ゴールドシップ、
母マイネヌーヴェル、美浦・
鹿戸雄一厩舎)
ブライアンズタイム産駒の母はGIII・
フラワーCの勝ち馬。近親に
マイネルファンロン、
ユーバーレーベン、
マイネルネオス、
マイネルアワグラス、
マイネルチャールズなどの活躍馬が名を連ねる。「すぐにゲート試験を受かったし、気性的には真面目なタイプ。乗り味がいいようだし、動きもいい。血統的にも長めの距離がいいと思います」と
鹿戸雄一調教師。今のところ、鞍上は未定とされている。
【9月11日(日) 中山芝1600m】
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ウィットサンデー(牝、父
ミッキーアイル、
母メリート、美浦・
黒岩陽一厩舎)
母は芝1400mと芝1200mの豪G1を2勝。8歳上の半兄
キャンベルジュニアはGII・
京王杯SC2着、GIII・ダービー卿CT2着(2回)などマイル前後の重賞戦線で活躍した。「牝馬にしてはボリューム感がある体つき。走りは力強い。気のいいタイプで初戦から動けそう」と
黒岩陽一調教師。鞍上は
横山武史騎手が予定されている。
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サルヴァトーレ(牡、父
キズナ、
母セレブラール、美浦・
和田正一郎厩舎)
母は短距離戦で3勝。半姉には
ベルカント(GII・
フィリーズレビューなど重賞5勝)、
イベリス(GIII・
アーリントンCなど重賞2勝)がいる。「血統的にはスピードタイプ。距離はマイルぐらいまでこなせそうです」と
和田正一郎調教師。鞍上は
菅原明良騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)