「
京成杯AH・G3」(11日、中山)
惜敗続きに終止符を打ちたい
ファルコニア。重賞初制覇を見据え、着々と態勢を整えている。
1番人気に推された前走の
中京記念は3着に敗れたものの、最後まで勝ち馬をジリジリと詰めていた。高野師は「重賞でも、もうあとワンパンチというところまでは来ているんですけどね。展開ひとつでいい勝負になっても」とうなずく。その後は短期放牧を挟んで順調に調整。1週前は栗東坂路でしっかり追われ、5F52秒6-37秒9-12秒4をマークした。指揮官は「伸び伸びと走れていましたし、さらに可動域が広くなってきた感じがします」と手応えを口にする。
今回の舞台は中山のマイル。師は「少しト
リッキーなコースなので枠順も大事になるでしょう。ただ、こちらが枠順を選べるわけでもないですからね。それでもスタートが安定してきている今なら、そういうコースでもこなせると思っています」と胸を張った。これまで以上のパフォーマンスを繰り出し、念願の初タイトルをつかみ取りたい。
提供:デイリースポーツ