スマートフォン版へ

【POG】福永も好感触!コントレイルの弟インタクトが初のコース追い(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2022年09月10日(土) 10時40分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週は札幌、小倉で2歳重賞が行われた。

 3日の札幌2歳Sドゥーラ(牝、高橋康)が中団追走から直線に入るとメンバー最速タイの、上がり3F35秒7の末脚で2着に1馬身差をつけてV。見事に1番人気に応えた。開業以来、重賞初制覇を決めた師に早速、お話を伺いました。「早めに動いて行って勝ち切った前々走のレース経験が生きたと思います。まだ緩いところがあり、若干外へ張っていましたが、しまいは確実に脚を使ってくれますから。いい勝ち方ができました」と愛馬の一戦ごとの成長ぶりに目を細めた。トップキャストで参戦した昨年(5着)を糧に調整パターンを考慮し、最高の仕上げで見事に結果を出した。今後はいったん放牧へ。アルテミスS(10月29日・東京)から阪神JF(12月11日・阪神)を視野に入れての調整となるよう。

 4日の小倉2歳Sロンドンプラン(牡、宮本)がレース直前の落鉄、出遅れの不利を克服してV。4角ではまだ最後方だったが、直線に入ると次位を1秒1上回る上がり3F33秒1の末脚で12頭をゴボウ抜き。父グレーターロンドンに産駒の重賞初出走初制覇をプレゼントした。師は「すごい瞬発力だったね」と目を丸くして驚いていた。今後については「レースぶりを見て、東京で走らせたい。京王杯2歳S(11月5日・東京、芝1400m)を予定しています。1Fずつ徐々に距離を延ばし、千六までは頑張ってもらいたい」と見通しを語った。

 コントレイルの異父弟・インタクト(牡、矢作、父ハーツクライロードクロサイト)が8日、入厩後初めてのコース追いを行った。福永Jを背に、栗東CWで僚馬スーパーフェイバー(4歳3勝クラス)と併せて、6F81秒7-37秒5-12秒1をマークした。武村助手は「古馬と併入したし、時計的にも動いています。福永Jは『まだこれからの馬だけど、能力は感じます』と。このまま順調にいってくれれば」と期待を寄せた。

 6月の中京新馬戦(芝1600m)を勝ったマラキナイア(牝、吉岡)はアルテミスSが目標。師は「初戦はまだ粗削りな面を見せながらも、いい内容で勝ってくれました。初戦と同じ左回りのマイル戦でどんな走りができるか。先々はもう少し距離があっても良さそうですが、それをこのレースで見極めたいです」と話した。 (馬三郎栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す