現地時間12日にアメリカで行われたキーンランド・セプテンバー・
イヤリングセール(1日目)で、2018年の米三冠馬
ジャスティファイ(
Justify)の半弟を、120万ドル(約1億7000万円)で
森秀行調教師が落札した。米競馬
メディア『Blood Horse』が報じている。
父Curlin、
母Stage Magic、母の
父Ghostzapperという血統で、半兄に米G2とG3で勝ち星を挙げている
The Lieutenantがいる
父Curlinは2007年の
BCクラシック(米G1)や、
ドバイワールドカップ(首G1)を始め、G1・7勝を挙げた名馬。引退後は種牡馬となり、今年のCCA
オークス覇者Nestや、昨年のケンタッキー
オークスを始めG1・4勝の
Malathaatなど、G1馬を多数輩出している。
森師は「動きがとても気に入りました。小柄な馬格や動きは日本によく合いそう」とコメントした。また、昨年のセールで
Justify産駒が日本人の関係者から人気だったことを考慮したかという質問に対しては、「それは考えていなかった。私はただこの馬が好きだったんです。普段からまず馬を見ていて、(カタログの)ページを見たら良い血統でした」と答えている。