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【セントライト記念】オニャンコポン飛躍の秋 動き軽快!ひと夏越してパワーUP

デイリースポーツ
  • 2022年09月15日(木) 06時10分
 「セントライト記念・G2」(19日、中山)

 春のクラシックでは不振に終わったオニャンコポンが、秋の始動戦に向けて心機一転。14日は美浦Wで併せ馬を行い、パートナーに馬なりで半馬身先着を果たした。夏の充電期間を経てパワーアップ。重賞初制覇を達成した中山コースで、2つ目の重賞タイトル獲得を目指す。

 春は名前のインパクトから話題を集めたオニャンコポンが、秋の飛躍を見据えていよいよ始動。美浦Wで軽快な走りを見せつけた。

 ルフィアンキック(6歳2勝クラス)を5Fで3馬身追走し、4角で内へ。馬なりで半馬身先着を決め、6F85秒6-39秒7-12秒3を記録した。騎乗した小島師は「外を回って思ったより時計は速かった」とこぼしたものの、「1日早くに追ったのでケアができますから」と説明。月曜重賞だけに木曜に時計を出す馬がほとんどだが、オニャンコの水曜追いは結果的にプラスとなりそうだ。「動きは良かったし、秋の初戦としてはいいですよ」と好感触をつかんでいる。

 皐月賞6着、ダービーでは8着に終わった。師は「ダービーの上位馬は何をやっても勝てないのではないのかなと思いました」と振り返っていたが、これは春の時点での評価。「夏を越してパワーアップはしているし、ここでどのような競馬をしてくれるか」。ここが試金石の一戦となる。

 菊参戦は今回の内容次第も、ここで結果を残せば当然、G1獲りがくっきりと見えてくるに違いない。「距離は問題ないし、中山も悪くないですね」と師。名前でだけではなく、その実力でファンを沸かせてみせる。

提供:デイリースポーツ

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